2012年10月21日日曜日

秋の慶展



鎌倉の木々も色付き、いい季節となりました。現在慶では
10月11日から11月13日まで<慶展>暮らしの景色を
開催しております。各工房新作揃えておりますので、どうぞ
ご高覧ください。

さて工房創ではお椀の新作(黒と銀彩の夫婦椀)を出しました。一個 ¥18,000です。

また11月の鎌倉市展の鎌倉彫(11月21日~25日)では、書斎の風景のテーマで、PCスタンドを出品する予定です。




2012年8月4日土曜日

気になる葡萄の話<志知勢次>


7月終わりごろからスーパーなどには、葡萄、梨、などの
がちらほら出回ります。私が去年の9月に初めて食
べて、余りの美味しさにびっくりした葡萄が今年も待ちど
おしく、ちょっと調てみました。今フルーツ業界、パティ
シエの業界でもちょっと話題になっている葡萄があります
。その名は藤稔(ふじみのり)鎌倉の隣り、藤沢生まれの
新種の種無し葡萄です。

藤沢市長後の青木一直さんが「人々に喜ばれる葡萄」を
ーマに苦難の末、開発したもので父種はピオーネ、母
川682。特徴として色は綺麗な黒、つぶは大粒で
00円玉ほどの大きさになる。大きいものはゴルフボール
を超えるものもあり、この葡萄の粒の大きさは世界一だ
そうで、巨峰よりも糖度が高く味もとてもジューシーという
ことで人気が高まっており、現在は青木さんの指導で日
本各地をはじめ中国大陸での栽培も始まっているそうです。

欠点として余りにも実が大きいので実落ち(枝から身が
離れる)しやすく、長距離の輸送に向かないという点であ
る。まあともかくとても美味しいので、この藤沢生まれの
葡萄を一度は食べてみてはいかがでしょう。新しい葡萄
の図案が浮かぶかも。

鎌倉彫で葡萄の図案で思い浮かぶものは、楕円掛け鏡
葡萄にリスの文様とか、手鏡の光雲が手板に彫った?
と言われる内キメ彫りの、すっきりした葡萄文や、葡萄唐
草などをモチーフにしたものも結構あります。

2012年7月22日日曜日

出没!アド街ック天国


6月の終わりに鎌倉彫<慶>に東京放送の
「出没!アド街ック天国」の取材が入り、たまたま
店で出品者が揃ったところで、各工房の作品を手
にとった映像が収録されました。
当日はカメラマンと音声、そして番組ディレクター
の3人が来店されました。

放送は7月20日(土)でした。タイトルは鎌倉若宮
大路で番組内のベスト3に選ばれました。
因みに1位は鶴岡八幡宮、2位は八幡宮に続く
全長457mの参道段葛でした。


渋い輝きを放つ「鎌倉彫」は、仏像を彫る仏師たち
が生み出した技。800年の伝統を誇ります。
多くの専門店の中でも「鎌倉彫会館の店 慶」は、
鎌倉彫作家14人によるセレクトショップ。それぞれ
に個性的な作品の中から、お気に入りを選べます。

2012年4月12日木曜日

工房だより



4月に入り、1日でカブトが3つ売れたと嬉しい連絡が入り
ました。
昨年は震災もあって、消費が盛り上がらず、ひとつも売れ
ませんでしたが、今年は4つ売れたことになります。一人
のお客様が品定めをしているところに、お店に入ってきた
富山の2人づれの方々が品物を気に入られ、わざわざ銀
行までお金を下ろしに行って購入されたそうです。


少しは世の中の景気が上向いてきたのかと安堵している
ところです。それにしても消費者の購買意欲と購買動向
というものは不思議なものです、お店の根本さんの話で
3人競って注文されたようです
兜もいよいよ残り小型がⅠ点のみとなりました。段葛の
も見頃となりました。是非鎌倉にお越しください。

2012年4月3日火曜日

鎌倉だより

4月2日の段葛


今月の鎌倉は第54回鎌倉まつりもあり、鎌倉の世界遺産登録を目指して、鎌倉市民並びに関係者一同大変盛り上がっています。
4月に入ってもまだ段葛の桜の蕾は開いていませんが、まもなくいっせいに咲き誇るでしょう。

1959年(昭和34年)から続いている鎌倉の3大まつりの
ひとつ、春の観光シーズンの幕開けを告げるお祭りで、
毎年4月第2日曜日から第3日曜日にかけて鶴岡八幡宮
を中心にパレード、静の舞、流鏑馬、野点席などさまざま
なイベントを展開します。 歴史と伝統が息づく鎌倉の春
の行事です。ぜひお越しください。

 日程表  ここをクリック


箸 展 4月日(火)まで
            



兜 中型 ¥75,000     ペンケース 朱肉付き ¥39,500

だだいま<慶>では箸展や来る端午の節句の五 月人形,
兜、あるいは入学、入社祝の品々を取り揃えております。

名刺入れ ¥20,000   ペン皿 ¥18,500

2012年3月2日金曜日

歳時記


<慶>管理者の志知さんからのお便りです
鶯とよく似ているのがメジロ、鶯は派手やかさは無い

梅の花について

梅の花がちらほら咲き始めています。香りが良くてとても気持ちいい気分になります。梅の花は花の兄ともいわれ、桜より先に、まだ寒い時期二つぼみを開き始め、ちょっとうつ向きながら咲く可憐な花で、寒さの中で咲く様は小さな花だけど力強く凛として清々しいです。
梅に鶯と言えば日本の早春風景の典型という印象があり
ますが、実は中国から渡ってきた異国趣味だったようです。
奈良時代、唐の文化に憧れていた日本の貴族たちは、
その美意識に影響を受け、梅に鶯という絵柄もそのまま
受け入れたそうです。
梅に鶯は取合せの良いことを表す言葉で、寒さ厳しい中に
暖かさを予感させます。落葉高木で10mぐらいまで大きくなる。

梅の語源  熟む実、美しく珍しい、などから来たと言われる。
 

梅の花言葉  高潔、忠実、忍耐、厳しい美しさ、蕾みは高貴

梅の花は鎌倉彫の意匠にとても多く使われ、生かされています。



3月の箸展

3月15日(木)~4月17日(火)


 


 

2012年1月31日火曜日

工房だより2月



鎌倉彫慶の2月の催し物は、ウイークリー工房第3弾!鎌倉彫工房<創>展です。会期は2月2日(木)~2月12日(日)で水曜日は定休日となります。」
鎌倉彫工房<創>は鎌倉彫協同組合に加入して5年目となります。事業形態は鎌倉彫教授会に所属しており、鎌倉、大船、横浜、二宮、戸塚、茅ヶ崎に各専任が鎌倉彫を教えているお稽古産業でありまして、各教室の会員の作品を塗り加工をしている工房で、所在地は横浜の戸塚にあります。
鎌倉彫教授会の強い勧めもあって組合に加入して、組合と鎌倉彫会館が運営する店<慶>
への出品を始めました。販売部門として、手の空いたときは製品作りに励みたいと思っています。私どもは一品ものの食器や季節物(立ち雛,兜、)文具類などを主体に出品しております。



<慶>では現在、出店者は17店舗で、各々の工房の特徴を出して出品されています。おいおい工房だよりとして各工房のご紹介と各作家さんの作品も紹介していきたいと思っています。