2012年8月4日土曜日
気になる葡萄の話<志知勢次>
7月終わりごろからスーパーなどには、葡萄、梨、などの
味覚がちらほら出回ります。私が去年の9月に初めて食
べて、余りの美味しさにびっくりした葡萄が今年も待ちど
おしく、ちょっと調べてみました。今フルーツ業界、パティ
シエの業界でもちょっと話題になっている葡萄があります
。その名は藤稔(ふじみのり)鎌倉の隣り、藤沢生まれの
新種の種無し葡萄です。
藤沢市長後の青木一直さんが「人々に喜ばれる葡萄」を
テーマに苦難の末、開発したもので父種はピオーネ、母
種は井川682。特徴として色は綺麗な黒、つぶは大粒で
500円玉ほどの大きさになる。大きいものはゴルフボール
を超えるものもあり、この葡萄の粒の大きさは世界一だ
そうで、巨峰よりも糖度が高く味もとてもジューシーという
ことで人気が高まっており、現在は青木さんの指導で日
本各地をはじめ中国大陸での栽培も始まっているそうです。
欠点として余りにも実が大きいので実落ち(枝から身が
離れる)しやすく、長距離の輸送に向かないという点であ
る。まあともかくとても美味しいので、この藤沢生まれの
葡萄を一度は食べてみてはいかがでしょう。新しい葡萄
の図案が浮かぶかも。
鎌倉彫で葡萄の図案で思い浮かぶものは、楕円掛け鏡
の葡萄にリスの文様とか、手鏡の光雲が手板に彫った?
と言われる内キメ彫りの、すっきりした葡萄文や、葡萄唐
草などをモチーフにしたものも結構あります。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿