2012年4月12日木曜日
工房だより
4月に入り、1日でカブトが3つ売れたと嬉しい連絡が入り
ました。
昨年は震災もあって、消費が盛り上がらず、ひとつも売れ
ませんでしたが、今年は4つ売れたことになります。一人
のお客様が品定めをしているところに、お店に入ってきた
富山の2人づれの方々が品物を気に入られ、わざわざ銀
行までお金を下ろしに行って購入されたそうです。
少しは世の中の景気が上向いてきたのかと安堵している
ところです。それにしても消費者の購買意欲と購買動向
というものは不思議なものです、お店の根本さんの話で
は3人競って注文されたようです。
兜もいよいよ残り小型がⅠ点のみとなりました。段葛の
桜も見頃となりました。是非鎌倉にお越しください。
2012年4月3日火曜日
鎌倉だより
| 4月2日の段葛 |
今月の鎌倉は第54回鎌倉まつりもあり、鎌倉の世界遺産登録を目指して、鎌倉市民並びに関係者一同大変盛り上がっています。
4月に入ってもまだ段葛の桜の蕾は開いていませんが、まもなくいっせいに咲き誇るでしょう。
1959年(昭和34年)から続いている鎌倉の3大まつりの
ひとつ、春の観光シーズンの幕開けを告げるお祭りで、
毎年4月第2日曜日から第3日曜日にかけて鶴岡八幡宮
を中心にパレード、静の舞、流鏑馬、野点席などさまざま
なイベントを展開します。 歴史と伝統が息づく鎌倉の春
の行事です。ぜひお越しください。
● 日程表 ここをクリック
| 箸 展 4月日(火)まで |
| 兜 中型 ¥75,000 ペンケース 朱肉付き ¥39,500 |
だだいま<慶>では箸展や来る端午の節句の五 月人形,
兜、あるいは入学、入社祝の品々を取り揃えております。
| 名刺入れ ¥20,000 ペン皿 ¥18,500 |
2012年3月2日金曜日
歳時記
<慶>管理者の志知さんからのお便りです。
![]() |
| 鶯とよく似ているのがメジロ、鶯は派手やかさは無い |
梅の花について
梅の花がちらほら咲き始めています。香りが良くてとても気持ちいい気分になります。梅の花は花の兄ともいわれ、桜より先に、まだ寒い時期二つぼみを開き始め、ちょっとうつ向きながら咲く可憐な花で、寒さの中で咲く様は小さな花だけど力強く凛として清々しいです。
梅に鶯と言えば日本の早春風景の典型という印象があり
ますが、実は中国から渡ってきた異国趣味だったようです。
奈良時代、唐の文化に憧れていた日本の貴族たちは、
その美意識に影響を受け、梅に鶯という絵柄もそのまま
受け入れたそうです。
梅に鶯は取合せの良いことを表す言葉で、寒さ厳しい中に
暖かさを予感させます。落葉高木で10mぐらいまで大きくなる。
梅の語源 熟む実、美しく珍しい、などから来たと言われる。
梅の花言葉 高潔、忠実、忍耐、厳しい美しさ、蕾みは高貴
梅の花は鎌倉彫の意匠にとても多く使われ、生かされています。
3月の箸展
3月15日(木)~4月17日(火)
2012年1月31日火曜日
工房だより2月
鎌倉彫慶の2月の催し物は、ウイークリー工房第3弾!鎌倉彫工房<創>展です。会期は2月2日(木)~2月12日(日)で水曜日は定休日となります。」
鎌倉彫工房<創>は鎌倉彫協同組合に加入して5年目となります。事業形態は鎌倉彫教授会に所属しており、鎌倉、大船、横浜、二宮、戸塚、茅ヶ崎に各専任が鎌倉彫を教えているお稽古産業でありまして、各教室の会員の作品を塗り加工をしている工房で、所在地は横浜の戸塚にあります。
鎌倉彫教授会の強い勧めもあって組合に加入して、組合と鎌倉彫会館が運営する店<慶>
への出品を始めました。販売部門として、手の空いたときは製品作りに励みたいと思っています。私どもは一品ものの食器や季節物(立ち雛,兜、)文具類などを主体に出品しております。
<慶>では現在、出店者は17店舗で、各々の工房の特徴を出して出品されています。おいおい工房だよりとして各工房のご紹介と各作家さんの作品も紹介していきたいと思っています。
2012年1月22日日曜日
漆の話(漆器の勧め)
| 我が家で使用中の鎌倉彫 |
そんな漆ですが、一旦乾けばかぶれることもありません。室内や地中など紫外線の当たらない場所に保存された場合の漆膜の耐久性は4千年とも5千年とも言われ、古代の出土品がそのことを証明しています。
![]() |
| 漆掻き |
漆を扱っている人に長生きの人が多いと聞きますが漆は漢方薬の一つだそうです。
韓国では現在でも漆を民間薬として利用しているようで、中国でも漢方薬としての漆の利用の研究が進んでいるそうです。
確かにいろんな書物を調べてみると漆の薬効の事が書いてあります。胃酸過多、扁桃腺炎に効く他、内臓機能向上、虫下し、咳止め、通経、 止血、血行促進、滋養強壮の効果、抗腫瘍性、抗HIV性、抗菌性、 殺菌性もあります。
ドイツでは国家プロジェクトとして漆に含まれる酵素のラッカーゼを利用しての抗ガン剤の研究が進んでいるそうです。
漆は塗料や接着剤として昔から利用されていますが、最近抗菌性があることがわかり注目されています。福井県工業技術センターの漆の抗菌性の研究で、漆塗膜には黄色ブドウ球菌に対する抗菌効果があることが発表されました。黄色ブドウ球菌を漆塗膜につけ、24時間後に生菌数を調べたところ滅菌率100%で抗菌効果が認められたそうです。また京都でも同様の実験がなされ、こちらの実験では黄色ブドウ球菌の他に大腸菌、サルモネラ菌なども同様の結果が得られたとのことです。
漆器に付いた大腸菌は24時間後にほぼ死滅するなど、漆に優れた抗菌効果があることが金沢工大環境・建築学部の比較実験でも明らかになりました。
漆は古くから防腐、防虫効果があると言い伝えられてきたが、プラスチック樹脂など生活用品に用いられる他の素材と比べた結果、大きな効果が確認された。それによると、実験には、黒、朱塗りの輪島塗と山中塗、伝統的工法によらない単純な漆膜、ポリウレタンなどの樹脂、桜や杉、ヒノキなどの木材計30種類を用意。5cm四方にした実験材料に大腸菌群とカビをそれぞれ付着させて気温36度の下で24時間放置し、菌数を比較した。
プラスチック製品に使われれるポリプロピレン、ポリウレタンなどは大腸菌群がほとんど減少していなかったのに対し、漆器と漆膜は平均約1000分の一に減少した。漆の抗菌活性値は、JIS規格の抗菌加工製品として認められる2.0を大きく上回る3前後を記録した。カビについても一定の抗菌性が確認された。
木材では、ヒノキやヒバ、アテで菌の減少が認められた。大腸菌群とカビをそれぞれ加えた培養液に漆膜を浸した実験では、菌の増加が漆膜を入れない培養液に比べて2分の1に抑制されることも分かった。漆の主成分であるウルシオール自体に殺菌効果があるが、培養液からは検出されなかった。このことから小川教授は、ウルシオールが水に溶解してでき化合物も殺菌作用に大きく関係していると考察した。
プラスチック製品の多い中、改めて自然素材の漆を使った木製の漆器をお薦めする次第です。
2012年1月6日金曜日
工房だより1月
明けましておめでとうございます。
今年は額のための龍の図案をトリミングして載せてみました。龍は海とかかわりがあって、龍神は水の神で、時には空を飛ぶ架空の聖獣です。おせちも飽きて年末に釣った3kgのヒラメの刺身を思い出し食べてみましたが1週間以上経っても味は変わらず、歯ごたえもあり旨みも増して、久しぶりに家に帰ってきた子供たちは喜んで食べていました。
左はまな板に乗せたヒラメで68cmあり、はみ出ています。ヒラメの縁側って表より裏の方が大きく肉厚なんですねえ。
さて最近工房で制作した変り種の作品を、3点程ご紹介しましょう。左から絎台(宝相華文)お料理箱(椿)線香たて(ひまわり)
| ¥35,000 ¥27,000 ¥26,000 |
(1/14~24)の予定です。
慶のHPは私が毎月更新していますので、覗いてみてください。
2011年12月4日日曜日
工房だより 12月 2011
| 鎌倉彫 <慶>の店内 |
製品の紹介や、鎌倉彫関連の記事を載せていきます。
鎌倉彫工房<創>が協同組合のお店<慶>に参加して
から5年経ちました。その間、色々な品々を制作してきまし
たが、特に印象に残った品物は、季節物の立ち雛や兜で、
昨年は数点出したものが完売したましたが、今年は同じも
のがさっぱり売れなかったことなど、商売の難しさを感じた
1年でした。
まあ国内景気の冷え込みや、わが国をめぐるデフレや、国
際経済の悪化など、経済環境は一向に改善の兆しが見ら
れませんが、良いものをリーズナブルな値段で作れば消費
者に喜んでいただけるとの信念で今後とも作品作りに励み
たいとと思っております。
◎ <鎌倉彫工房創の売れ筋商品>
ブローチ (バラ、あじさい、コクテール)
上から ¥9,000 ¥10,000
左から ¥12,000 ¥9,500 ¥12,000
左から ¥13,000 ¥12,000 ¥13,000
コーヒー盆 ポインセチア ¥35,000
サイズ 20x40cm
立ち雛 ¥165,000 ¥95,000 (大)
台のサイズ 左右とも 上 49cm 下 30cm
壁掛けは皿立てでも飾れます。
壁掛けの中型は¥85,000 サイズ39cm 24cm
4寸手鏡 ザクロ 洗朱仕上げ ¥16,500
サイズ 長さ 25.5cm
バラ 朱蒔き仕上げ ¥18000
ペンケース (朱肉付き) ¥39,500
サイズ 28x8.5x4.5cm
スープ皿 (銀彩) ¥19,000
サイズ 21x13x4.5cm
◎12月一杯、慶で行われている正月用品展に出品している品
左
片口 小 (ザクロ) ¥25,000 サイズ 9.5x13cm
中
片口 (宴) お酒が4合入り、ひれ酒、骨酒などに便利 ¥45,000
サイズ 24cmx10cm
右
盛器 (竹) 酒の肴を盛る,孟宗竹を利用した一品 下駄付き ¥22,000
サイズ 36x9.5x4.5cm
◎12月一杯鎌倉彫資料館にて開催中の出品作品(文房具)
左 テープカッター (藤) ¥48,000 本朱仕上げ サイズ 20x12x5cm
右 状差し3段 (葡萄、柘榴、あけび) ¥39、500 本朱仕上げ サイズ50x15x7cm
● ご用命とお問い合わせは下記までお願い致します。
鎌倉彫慶 0467-22-2322 k@kamakurabori-k.sakura.ne.jp
鎌倉彫工房創 045-811-4785 sou-kamakura@ac.auone-net.jp
鎌倉彫慶のURL http://kamakurabori-k.sakura.ne.jp/
鎌倉彫工房創のURL http://www.h4.dion.ne.jp/~maruyosi/
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